施術当日に処理すると、肌へのダメージが回復しないまま脱毛することになるので、痒みや炎症などトラブルの元になることがあります。
また部位によって生えてくるスピードは異なるので、部位ごとにタイミングをずらすのも1つの方法です。
(例えば、毛周期が遅い腕や脚は2~3日前に、そして毛周期が早い脇やVラインは前日に処理する…といった感じですね。)
実際にほとんどのサロンでも当日ではなく、前日までに自己処理をするようお願いしています。
もし剃り残しがある場合は施術前にサロン側で処理してくれることもありますが、それはプロによる完璧な対応だからであり、素人が行う自己処理とは肌に掛ける負担が全く違います。
処理は遅くとも前日までには完了しておくことを覚えておきましょう。
例えばカミソリで処理した場合、刃が直接肌に当たるので毛だけでなく角質まで一緒に剃り落してしまいます。
もしこの状態で施術を受けたら、痒みや赤みなどの肌トラブルが起きやすくなるのです。
つまり施術まで期間を空けるのは、自己処理によって傷ついた肌を回復させるためでもあります。
カミソリ以外にも除毛クリームや肌に優しいと言われている電気シェーバーも負担ゼロというわけではないので、気をつけてください。
理由は「お風呂場は湿気があり、雑菌の宝庫なのでトラブルを起こしやすいから」、「ふやけた肌は角質が傷つきやすいのでザラザラ肌に仕上がるから」です。
望ましい方法は、お風呂上り後に室内でワセリンやクリームなどを塗ったうえから毛の流れに沿って処理します。
そして最後に保湿すれば完了です。
お風呂で自己処理をしている人は多いと思いますが、肌トラブルの原因にもなるのですぐに止めましょう。
通常、施術後1週間ほどで自然にムダ毛は抜けますが、残ったムダ毛に関しては自己処理しても問題ありません。
ただし毛抜きやワックスなど毛を抜いてしまう自己処理はしないよう、気をつけてください。
その点さえ守れば、脱毛日の前以外でも自己処理してもOKです。
生理前だけでなく生理後も含む月経期はホルモンバランスが不安定で、肌が非常に敏感になっています。
その為、いつもなら平気な自己処理で肌トラブルを起こしてしまうこともあるのです。
生理前後1週間は自己処理しないよう心がけましょう。